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NEWS DIGEST
pp.568-569
発行日 2013年7月10日
Published Date 2013/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664102191
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保健・医療・福祉のこのひとつきの動き
退職保健師 被災地に
徳島県が22人登録
徳島県は退職した保健師を登録し,県内外で大災害が起きた際,被災地にチームとして派遣する取り組みを始めた。県によると,退職した保健師の組織を都道府県が設けたのは全国初といい,それぞれを「プラチナ保健師」と名づけ,まずは22人を登録した。メンバーらは「これまでの経験を生かし,被災者の健康を支えていきたい」と意気込んでいる。
今回,プラチナ保健師となったのは,県や各市町村の保健所などで長年活動し,地域住民の健康相談などを行ってきた県内各地に住む40~60代の女性たち。災害が起きた際,全員で被災地に向かい,避難所などで相談に乗るなど,被災者の健康増進の手助けをする。また,災害時以外でも市町村や消防本部の依頼で健康相談活動などを行う。
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