FOCUS
小さく生まれた子どもたちへの支援―京都府南丹保健所のリトルエンジェル養育支援モデル事業
川南 明日香
1
,
上田 直美
1
,
山下 美佳
1
,
細野 幸代
1
,
豊島 博子
1
,
全 有耳
1
,
木村 恵美子
1
1京都府南丹保健所保健室
pp.912-916
発行日 2013年11月10日
Published Date 2013/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664102276
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南丹保健所の概要
京都府南丹保健所(以下,当所)が所轄する京都丹波地域は,亀岡市,南丹市,京丹波町の2市1町(図1)をさし,2013(平成25)年4月1日現在の管内推計人口は14万968人である。新興住宅地は年少人口も多いが,農山村地域では少子高齢化が進み,地域差が大きくなっている。また,京都市や大阪府とも隣接して,京都府のほぼ中央に位置しており,管内面積が1144.28km2と京都府全体の約25%を占める広い範囲を管轄している。
管内の出産医療機関は産科が3か所,NICUが1か所あるが,在胎週数30週未満の早産については受け入れ可能な病院がないため,京都市内など管外の病院での出産,あるいは新生児搬送されることが多い。
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