連載 ニュースウォーク・153
「必要医師数実態調査」を読む
白井 正夫
pp.1110-1111
発行日 2010年12月10日
Published Date 2010/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664101500
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オホーツク海をのぞむ北海道紋別市にある道立紋別病院(現在220床)の存続が「西紋別5市町村へ移管」という形で正式決定した。道の支援策をめぐり移管交渉は難航したが,高橋はるみ道知事と宮川良一紋別市長が9月27日,移管合意覚書に調印。地域の病院が何とか守られた。
道立紋別病院のことは,今年の本誌4月号「公立病院,崩壊危機と再生」で取り上げた。今冬たまたま訪ねた紋別で,存続問題が起きているのを知った。全国公立病院の7割が赤字経営という時代だが,紋別の話は少し度が過ぎていると感じた。
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