特集 市町村合併,その後 新自治体の挑戦
「合併後」のマネジメントはチームワークとリーダーシップが鍵
野中 優子
1
1山梨県南アルプス市保健福祉部健康増進課
pp.546-549
発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100385
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南アルプス市は合併3年目に,保健師を分散配置から集中配置へと変更し,気持ちを1つに業務に取り組んでいる。複数の自治体が合併して1つの組織へと変わるとき,体制づくりにはどのようなことが大切なのか考察していく。
南アルプス市は,2003(平成15)年4月1日に山梨県西部の6か町村(旧櫛形町,旧白根村,旧甲西町,旧若草町,旧八田村,旧芦安村)が合併し誕生した。全国で先駆けて合併し,初めてのカタカナ名の市として注目された。
人口は2006年3月末で7万3888人(含む外国人),世帯数2万4205世帯(含む外国人)で,合併時より,人口,世帯数ともに増加している。出生数は709人(2004年),高齢化率は18.9%(2005年)である。
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