連載 あなたのまちのHappy Factorを探そう!・2
駅が健康づくりの拠点になるの?
助友 裕子
1
1順天堂大学ヘルスプロモーション・リサーチ・センター
pp.444-445
発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100168
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同じ時間の同じ車両で
time & space = energy
朝は決まって,前から2両目の2番目のドアから乗ります。ここに乗ればJR御茶ノ水駅で総武線に乗り換えるのがとっても便利。――同じ時間time,同じ場所spaceに同じ人energy。毎日同じ光景をくり返している「駅」というsettingにヘルシーな要素を追加してあげたら,人々は毎日少しずつ健康になっていくのに…。「次わ~ぁ,三鷹~みぃたかです」。車内アナウンスを聞きながら,そんなことを考えていました。
櫻田純氏執筆による鉄道事情1)を見ても,「移動手段としての鉄道」から,いわゆる「日常生活で利用する駅」への関心を多くの人々が持つようになったようです。
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