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標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会がスタート
pp.412-413
発行日 2006年1月1日
Published Date 2006/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100095
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厚生労働省にて「標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会」の保健指導分科会が3月15日に,健診分科会が3月20日に,相次いで開催された。2008(平成20)年度に予定されている「生活習慣病健診」の全国実施に向け,今年度中に「標準的な健診・保健指導プログラム」を確定し,来年度には国保・健保組合など各保険者で準備に入る予定。
「標準的な健診・保健指導プログラム」は,昨年9月に出された「今後の生活習慣病対策の推進について」で従来の地域や職域での健康診査・健康診断の課題が示されたことを受け,医療保険者に義務づけることになった健診の中身を定めるもの。新たな健診システムでは,「基本的な健診」と「詳細な健診」の2段階で対象者を絞り込み,必要度に応じて「情報提供」「動機づけ支援」「積極的支援」にレベル分けされた保健指導を実施するが(本誌1月号にて紹介),この「標準的なプログラム」に,健診・保健指導の内容のほか,データ管理方法や委託基準などが書き込まれることになる。
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