特集 これからの医療とPOS—第8回POS研究会報告
Ⅵ.ワークショップ2‘これからの医療とPOS’
患者ケアの質を高めるためのPOS—情報収集能力の向上
森 忠三
1
1島根医科大学小児科
pp.934-935
発行日 1986年12月30日
Published Date 1986/12/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908329
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ワークショップの進め方
このワークショップの参加者は,90名でほとんど全員がナースである.割り当てられた会場は,教室のスタイルで,2人掛けの机が4列で,1列に1,2脚並んでいた.ワークショップは,本来参加した各人が意見を出し合って,それらの情報を適切にまとめ,建設的な提案を作り上げる作業を行うことにある.そのために,各参加者の意見がまとめられるような規模の大きさのグループが望ましい.会場のスタイルも考慮して,4グループに分けた.次に,本日の主題‘患者ケアの質を高めるためのPOS’にふさわしい具体的なテーマとして,何を取り上げるのがよいかを決めるために,参加者の意見を収集する方法として,KJ法を用いることにした.
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