特集 看護教育カリキュラムを考える
研究会レポート ゆとりある看護教育カリキュラムをめざして—第2回国立大学医療技術短期大学部看護学科新カリキュラム研究委員会から
本誌編集部
pp.657-664
発行日 1983年11月25日
Published Date 1983/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907885
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‘ゆとりある看護教育カリキュラム’をめざした第2回国立大学医療技術短期大学部看護学科新カリキュラム研究委員会が7月24日,弘前市のホテルニューキャッスルで国立系16短大が参加して開かれた.この委員会は,国立大学医療技術短期大学部での‘ゆとりある看護教育カリキュラム’の作成をめざして昨年,正式に発足したもので,国立系短大看護学科でのカリキュラムを,現行の指定親則にとらわれず短大設置規準に則った,しかも自由度の高い教育を各大学で行っていくためのカリキュラムづくりを行っているもの.
新カリキュラム研究委員会は,弘前大学医療技術短期大学部教授・菊池弘明氏,熊本大学医療技術短期大学部・森山弘之氏の司会で開かれ,議事に先立ち弘前大学医療技術短期大学部主事・津島恵輔氏が‘医療技術短期大学部の看護学科をめぐる状況は変わってきている.今年の主事・事務長会議では4年制への移行の話も出されはじめており,そうした中での短大での看護教育カリキュラムはどうあるべきかについて考えていかなければならない.今後,一般教育のあり方も含めて検討していただきたい’とあいさつを行った.
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