Japanese
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小特集 F. ナイチンゲール評価の明と暗
フェミニストの先駆者としてのフローレンス・ナイチンゲール
Florence Nightingale: Early Feminist
Frances T. Smith
1
,
杉山 喜代子
2
1セント・ジョセフ病院
2聖隷学園浜松衛生短期大学
pp.671-676
発行日 1982年11月25日
Published Date 1982/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907735
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我が国の看護界では,今日なおF. ナイチンゲールに関する研究が活発に行われている.また‘看護は体系的で実際的な科学的トレーニングを必要とする技術である’という信念のもとに彼女が行った看護学校の運営も,看護教育の場に大きな影響を与えている.
一方,英国では今年,F. B. Smithによる“Ftorence Nightingale:Reputatation and Power”という評伝が出版された.本書は,Smithが大英図書館とロンドン記録文書館所蔵のナイチンゲール関係文献を詳細に検討し,ナイチルゲールの否定的測面を明らかにしたものだが,このほどその書評が“TLS”(“The Times Literary Supplement”)に掲載された.
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