クリオへの感謝 歴史にみる看護婦群像・4
—第4話—大関和(ちか)のこと(補遺)
高橋 政子
1
1看護史研究会
pp.575-582
発行日 1981年9月25日
Published Date 1981/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907580
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近代日本に誕生した最初の‘新しい看護婦’の1人として,大関和(1858-1932年)の名は戦後の今日,再び知られ始めてきた.
彼女は第1話に登場した鈴木まさと同期生で,看護界に大きくその足跡を残した一方,キリスト教婦人矯風会員として,婦人運動をはなばなしく展開したので,在世中の知名度はかなり高いものであったが,去る者は日々に疎しで,没後は埋もれた存在になっていた.
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