日本看護協会看護教育問題研究会分担研究報告・8
保健婦教育の再検討
三品 照子
1
1神奈川県大和保健所
pp.155-167
発行日 1975年3月25日
Published Date 1975/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906866
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はじめに
昭和38年医療制度調査会の答申は,拡大した医療の概念を打ち出し,保健婦助産婦看護婦教育についても総合看護活動ができる看護職を育成することが望まれ,昭和43,44年,看護教育課程の改正が行われた.続いて,昭和46年に保健婦教育課程の改正が行われ,保健婦教育は,看護教育の中で補習的基礎教育とその位置づけが明確となった.
昭和49年4月現在,保健婦学校は全国に58校あり,その内訳は,保健婦・助産婦・看護婦コース1校,保健婦・看護婦コース3校,保健婦・助産婦コース21校,保健婦・養護教諭コース30校,保健婦・精神衛生相談員コース1校,保健婦コース2校,であり,国・都道府県・市町村など,その設置主体によりその内容が異なる.
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