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新校舎が落成—都立公衆衛生看護学院
檜垣 日出男
,
医学書院編集室
pp.33-35
発行日 1969年2月1日
Published Date 1969/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906126
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昨年末落成したこの学院は看護の総合教育機関としてまたはじめて都が准看護婦養成を手がけたものとして多くの注目を集めた、これまで東京都郊外の用賀にあった保健婦助産婦学院に准看護婦科と看護婦科(進学コース)を併設して都心に結集させたものである。総工費1億9で万円工期1年6ヵ月を費して完成したこの学院は鉄筋コンクリート4階建で各科の教室および実習室の他に体育館図書室音楽室化学実験室調理実習室などが備えられている。寄宿舎は鉄筋5階建収容人員230名である。定員は保健婦科50名助産婦科20名看護婦科准看護婦科は1,2年を合わせてそれぞれ100名である。まずは備品の充実が先決問題であるが名実ともに看護の殿堂となる日を期待しよう。
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