青年心理学講座・2
身体的変化
辰見 敏夫
1
1東京学芸大学
pp.41-44
発行日 1964年5月1日
Published Date 1964/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905293
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はいるときは児童であり,でていくときは大人である,というこの青年の名のもとにおきてくる変化は,決して唐突におきてきて,急激に終わりを示すというていのものではなくて,長い期間にわたって,漸進的におきてくるものであり,その意味ではとらえにくい変化でもある。
そこで,その変化のなかでも,外からみてつかみやすい,したがって問題をなげかけてくる身体的な変化を,とくにその心理的な意味において考えてみよう。
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