連講載座 基礎看護実習についての一つの試み
V.ベッド・メーキング
小玉 香津子
1
1東京大学医学部衛生看護学科基礎看護学講座
pp.44-47
発行日 1962年5月1日
Published Date 1962/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663904195
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ベッド・メーキングの実習は当講座始まって以来,実習内容,実習方法共に大した変化なく運ばれてきている。デモンストレーションのみを行なった年度もあったが(3回生),その後は少なくとも一度は教室実習でベッドを作る機会をもうけたほうがよいという線が続いてきた。この間何回かは基礎看護の段階での病室実習が組まれた年もあり,その場合は教室実習に加えて臨床でのベッド・メーキングも学生は経験している。
〈実習 ベッド・メーキング〉の関連講義は昨36年度現在,各論その2の1,〈住・衣・寝具〉の項である。この頃から発展する実習にはもうひとつ〈病室環境調査〉があり,次号でとりあげるが両方の実習間に今のところ関連はない。
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