グラフ
改善されて行く看護用具・施設(III)—日赤中央病院看護研究会
日赤中央病院看護研究会
pp.2-4
発行日 1962年2月1日
Published Date 1962/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663904134
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名札灯
①夜は廊下の天井の電燈を消し,名札燈だけにする。
②入院したばかりの患者は,同じような部屋がいくつも続いていると自分の部屋がわからなくなる時がある。廊下の天井の電燈は部屋の回転窓から光が差し込み,まぶしくて睡眠を妨げ,また近代建築の病室廊下の常夜燈は廊下の床面を主に照らし,部屋の入口の名札が暗くて読みにくい時がある。それで部屋の入口の名札の上に蛍光燈を取付けたが,名札はもちろん床面も十分明かるく,室番号もよくわかり,回転窓からあかりが差し込むこともなく具合がよい。
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