海外文献にみる看護教育学研究
2つの教授方法の比較―キーパッドを使ったCMI vs.従来の講義法
田中 博子
1
1神奈川県立衛生短期大学衛生看護学科
pp.746-747
発行日 1997年10月25日
Published Date 1997/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901688
- 有料閲覧
- 文献概要
どのようにしたら学生がより授業に興味をもつだろうか,イメージをわかせるためにはどのような教材を使ったらよいだろうか,と教員は日々授業を振り返りながら,教材の工夫に頭を悩ませている.医学教育では,コンピュータを使い,手術操作のシミュレーションを学生が反復して学習するシステムが開発され話題となったが,看護教育でも近年コンピュータの導入が進んでいる.コンピュータを学習の道具として導入するには,コンピュータがもつ特性を我々教員が理解し,コンピュータに何をさせ,学生はそこから何を得るのか,どのように利用したら学生にどのような能力が期待できるのかを明確にしておく必要がある.
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.