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―第6回NGO国際フェスティバル ナンダ? 神田でNGO!―気負わず誰でも国際協力
pp.403-405
発行日 1997年6月25日
Published Date 1997/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901623
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「国際化」が言われて久しいが,国際協力への市民の関心は高まる一方である.これまで,言葉の壁に気おくれして「国際協力は専門家のもの」という意識が根強かったのが,阪神・淡路大震災でのボランティアの活躍以後,自分も発展途上国のために何かしたいという思いをストレートにぶつけ,「自分も何かできるはず」と行動を始める市民が増えている.4月19,20日に東京・神田の東京YMCA国際奉仕センターで開かれた「第6回NGO国際フェスティバル ナンダ?神田でNGO!」は,まさに国際協力を草の根レベルで進めるNGO(非政府組織)と市民との出会いの場であった.
国際協力に興味はあるがこれまでかかわったことのない人は,民芸品や雑貨を販売しながら活動を紹介するNGO28団体のブースやシンポジウム「誰にでもできる『国際協力』」.何かしてみようという人には,体験談やスライドを使っての活動報告など「自分だったら」とイメージしやすい「NGO入門講座」や「スタディツアー報告」.すでに活躍している人向けの「NGO活動ワークショップ」.興味に応じて参加できるプログラムが用意されていた.
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