NURSING EYE
アメリカでの「国際糖尿病センター教育研修ツアー」に参加して
小平 京子
1
1自治医科大学看護短期大学
pp.1086-1089
発行日 1992年12月25日
Published Date 1992/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900505
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
私が勤務している自治医科大学看護短期大学には,それぞれの教員の興味から自然発生的にいろいろな研究グループが作られています.私が参加している自称「糖研グループ」もその1つで,医師を含む7人の教員で構成されており,過去に,地域における重症糖尿病患者の支援システムや栃木県における看護婦の患者教育の実態調査などを行なってきました.そして,患者教育が非常に大切であることが分かる一方,看護婦の患者教育における役割の不明確さや,実際に教育に関わっている看護婦のジレンマがひしひしと伝わってきました.そして,私自身の中にも糖尿病教育への興味が湧いてきたのです.
そのような折,1992年7月4~13日の10日間,DITN(Diabetes in the News)が主催するアメリカIDC(国際糖尿病センター)での教育研修ツアーに参加する機会を得ました.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.