特集 人生100年時代の看護師の養成―慢性疾患、ヘルスケア、生き方を見すえる
―【特別寄稿】私の働き方―ナースも人生100年時代を生きる
南 裕子
1
1神戸市看護大学
pp.70-72
発行日 2023年2月25日
Published Date 2023/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663202048
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80歳の今の私からみれば、100歳まで生きられるかを考えると、来し方が長く、行く末は短いので、人生100年時代は実感であります。個人的な背景からいうと、私の母は100歳と6か月を生きましたので、私のDNAは長生きかもしれません。しかし、父は32歳で戦死していますし、自身が生活習慣病に罹り、年に1回は検診をしないといけないので、実際は何歳まで生きられるかはわかりません。それでも楽観的に考えてみたいと思っています。
私は今まで生涯現役を公言してきましたが、いよいよこの2023年3月で現職の公立大学法人神戸市看護大学の副理事長・学長を退任し、自由人となります。100年を生きるとなると、あと20年残っています。
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