特集 ウィズコロナ時代に向けた新人看護師・看護学生への支援
扉
pp.925
発行日 2021年10月25日
Published Date 2021/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201823
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昨年度は全国の多くの看護基礎教育機関で臨地実習が中止となりました。最終学年の学生は、十分に実習経験を得られないまま卒業することとなり、就職にあたって大きな不安やとまどいがあったことでしょう。2021年度に入っても、特に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に該当する地域では、臨地実習が制限されている状態です。このような状況においては、学生に対して、学習面はもちろんのこと、精神的な面でも支援が求められます。
一方、卒業生を受け入れる臨床においても、教育・研修にさまざまな工夫をこらして、新人看護師の適応を促しています。看護職が必要とされる今だからこそ、このような支援は必要不可欠です。今回の特集では、兵庫県で看護の基礎教育ならびに新人教育に携わっている方々の取り組みをご紹介します。
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