特集 討論! なぜ、地域で家族看護が求められるのか
基礎教育の段階から家族看護の視点を育むヒントと、訪問看護ステーションみのりの実践
渡辺 裕子
1
,
小瀬古 伸幸
2
,
岡本 史彦
2
1渡辺式家族看護研究会
2訪問看護ステーションみのり
pp.120-127
発行日 2021年2月25日
Published Date 2021/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201662
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基礎教育から、家族看護の視点をどう育むか
渡辺裕子
「療養する人々」から「生活する人々」へ。今回の指定規則改正に伴い、看護の対象そのもののとらえ方を転換するという看護基礎教育の大きな改革が進められることになりました。「生活する人々」をとらえるうえで欠かすことができないのが「家族」という存在です。家族看護の視点をどう育むかは、今後の基礎教育の大きな課題となってくると思われます。
本稿では、実践現場で看護実践家とともに家族看護を考え続けている立場から、看護基礎教育で家族看護を育む視点について考えてみたいと思います。
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