連載 宮子あずさのエキサイティングWriting・14
臨床を語る“対義結合”の言葉
宮子 あずさ
pp.158-161
発行日 2016年2月25日
Published Date 2016/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200448
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言葉は対話的に引き出される
私は今勤務している精神科病院に来る前,都内の急性期身体科中心の病院に勤めていました。就職してから9年間は一般内科病棟。その後退職まで13年間ずっと,精神科病棟(標榜は神経科)にいたのです。
この病院には付属の看護専門学校があり,精神科実習は,すべてこの病棟が請け負いました。29床の小さな病棟に,多いときは,6人の実習生。受け持ち患者さんを決めるのに苦労した日々も,離れてしまうと良い思い出です。
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