特集 グラフィック・シラバスとカリキュラム・マップ 授業とカリキュラムを「見える化」しよう!
扉
pp.1147
発行日 2015年12月25日
Published Date 2015/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200397
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シラバスとカリキュラムは,教育においてはなくてはならないものです。両者とも,組織で「教育」を行う場合は,正確に作成しておく必要があります。注意しなくてはならないのは,その内容が理解できるようにつくる必要があることです。実際に授業を行う本人はもちろん,他の先生方,学生,そして作成意図によっては外部の人にも理解できなくてはなりません。それには,「見える化」することが効果的です。
とはいえ,看護教員自身が,シラバスやカリキュラム作成に積極的にかかわらなかった時代は,それほど昔のことではないことから,まだまだその方法などに通じているわけではないでしょう。そんななか,本特集では,グラフィック・シラバスとカリキュラム・マップという新しいツールを紹介し,それらによって授業やカリキュラムをデザイン化,「見える化」することで何が得られるのか,逆にそうしないと得られないものは何なのか,また,その「見える化」するのにはどのような準備が必要かについて,具体的な例を挙げながらご紹介します。
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