特集 「つまらない」授業よ,さらば!
扉
pp.495
発行日 2015年6月25日
Published Date 2015/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200235
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「授業は学習の場。おもしろい,つまらないで計れるものではない」。もしそう思い込んでいる先生がいるとすれば,その方は「おもしろい」授業を受けたことがないのではないでしょうか。たいていの人は,自ら学ばなければ,自分が受けた方法でしか教えることができません。ですので,「おもしろい」授業を行うには,「おもしろい」授業を受ける必要があると思います。ここで言う「おもしろい」は愉快という意味ではなく,興味を引く,すなわち英語で言うところの「interesting」と考えてください。
もちろん看護教育が専門教育である以上,初等教育とは違い,学生は自ら望んで学んでいることでしょう。だとしても,学習効果を上げるためには,一方的な講義だけでは不十分だということは,おわかりだと思います。では,いったいどうすればいいのか?
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