Scramble Zone―看護専門職として生涯学び続けることを支え合う学生コンソーシアム
学生同士と地域の人とのつながりをつくった沖縄地区学生フェスティバル
大嶺 健一
1,2
1沖縄地区学生コンソーシアム
2沖縄県立看護大学
pp.555-557
発行日 2011年7月25日
Published Date 2011/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101808
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
教員側からの提案
2010年5月,琉球大学医学部保健学科,沖縄県立看護大学および名桜大学人間健康学部看護学科の学生約20名が,琉球大学(沖縄県西原町)に集められました。学業の他にさまざまな課外活動に活発に取り組んでいる学生が教員から声をかけられたのです。そこで,教員側から「ケアリング・アイランド九州沖縄構想」の取り組みとして,「学生コンソーシアムの構築」の必要性が説明され,同時に8月には「学生ゼミナール」,2011年の3月には「学生コンペ」を学生主体で開催しよう,と持ちかけられました。
九州地区は看護系10大学間で,沖縄地区は3大学間で,学生コンソーシアムが想定されていたのですが,そのときの私は,正直「教員がしたいこと・教員が学生にやってほしいことを押し付けているのでは……」と感じていました。
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.