連載 演習を通して学ぶ看護援助の基礎のキソ・6
看護援助の基本的機能 コミュニケーション(その2)
川口 孝泰
1
,
佐藤 政枝
2
,
小西 美和子
3
1筑波大学大学院人間総合科学研究科
2首都大学東京健康福祉学部
3近大姫路大学看護学部
pp.858-862
発行日 2009年9月25日
Published Date 2009/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101306
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前回は,看護援助の基本的機能の1つである「コミュニケーション」の理論について紹介しました。しかし実際の授業では,理論の解説は演習の後に行います。この演習では,課題を実施するために必要な事項の解説のみにとどめ,学生たちの生活体験と,これまでに学んだ知識のみで,課題に取り組んでもらいます。教員は,学生たちが演習している過程を見届けながら,演習後の理論の講義に繋がるような教育的な介入を必要に応じてします。今回は,学生たちの演習体験,および,教員の関わりなどについて紹介します。
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