連載 地域ケア もう一度考えてみませんか?・17
「考え方」を伝える福祉教育を
備酒 伸彦
1
1兵庫県但馬県民局但馬長寿の郷・理学
pp.810-813
発行日 2001年10月10日
Published Date 2001/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902502
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学校教育のなかに「総合的学習の時間」が取り入れられ,われわれ地域ケアスタッフが児童・生徒への福祉教育に関わる機会が増えてきたように思う。
総合的学習の時間については,学力低下などの問題とも絡んで議論もあるようだが,感性豊かな子供たちが,たとえば「共に生きる」ということについて真面目に考えること自体は,すばらしいことだと思う。ただ,その内容や進め方については疑問を感じることもある。そこで今回は,子供たちに対する福祉教育というものについて考えてみたい。
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