連載 地域ケア もう一度考えてみませんか?・7
「失語症キャンプ」に学ぶ
備酒 伸彦
1
1兵庫県立但馬長寿の郷・理学
pp.980-983
発行日 2000年11月10日
Published Date 2000/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902299
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「リハビリ」というと,どうしても手足の動きに目が向く。もちろん手足がスムーズに動くにこしたことはないので,これ自体間違いではない。ただし,ただ手足が動くだけで人は満たされるものでないことも事実である。
特にコミュニケーションの障害は,もしかしたら手足が動かない以上に大きな苦しみをもたらしているかもしれない。今回テーマに取り上げた「失語症キャンプ」はそうした思いから生まれたものである。
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