特集 痴呆性老人対策を見直す—ぼけても安心できる地域づくりのために
若松区における痴呆を地域で支える取り組み
吉村 節子
1
1北九州市若松区保健福祉センター
pp.923-927
発行日 1998年10月10日
Published Date 1998/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901872
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若松区の概要(表1)
北九州市は政令指定都市の中で最も高齢化が進んでいる都市である。市では平成5年に「高齢化社会対策総合計画」,平成6年に「高齢化社会第1次実施計画」を策定し,高齢者が地域でいきいきと明るく生活ができるシステムづくりを模索している。
そのシステムづくりとして,保健・医療・福祉の関係者や地域団体の連携のために「若松区保健・医療・福祉・地域連携推進協議会(若松あんしんネットワーク)」が組織されている(図1)。
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