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学会の夜は,いい汗を流してみませんか—第13回「運動と健康自由集会」
八木 保
pp.1077-1080
発行日 1997年12月10日
Published Date 1997/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901692
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本誌の筆者・読者の多くが参加する日本公衆衛生学会(総会)。その当日の夜の過ごし方は,学会発表の準備,知人や同窓生と旧交をあたためる,興味あるテーマの自由集会に参加して研鑽する,などさまざまだろう。自由集会もほとんどが講義やディスカッションなどで“頭”を使うのに対して,実際に運動して“体”を使う集会がある。本欄では,第56回目日本公衆衛生学会総会(神奈川)に合わせて10月16日に横浜市上大岡の『ウィリング横浜』体育室で行われた,今年で第13回を迎える「運動と健康自由集会」を紹介する。この集会は,実技と講義まとめの2部構成をとり,実技ではジョギング,ウオーキング,エアロビクスなどを取り上げてきた。46人が参加した今回は,日本健康運動指導士会神奈川支部との共催ということもあって,『胴体トレーニングと身体調整法』『高齢者の体力評価法の実習』の2つの実技講習と討議『高齢者の体力評価法と運動』が行われた(『胴体トレーニングと身体調整法』は健康運動指導士・健康運動実践指導者講習会を兼ねる)。『胴体トレーニングと身体調整法』では,胴体の動きをまげる,のばす,ねじるの3つに分け,これらの動きを訓練することで敏捷性や柔軟性を高め,いくつになっても体の持つ力を使いきって柔らかく動くコツが紹介された。
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