特集 保健活動のパラダイム・シフト
[これからの保健活動]
一緒に語ろう,すてきな愛と性—思春期の愛と性を語る会
佐藤 美千
1
,
鈴木 洋子
2
,
渡邊 サイ子
3
1福島県田島町役場
2福島県会津坂下保健所
3福島県田島町立田島中学校
pp.966-969
発行日 1996年11月25日
Published Date 1996/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901457
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学校保健の現場から子供たちへの思い
近年,子供たちの身体的性成熟の加速化や性の商品化の影響を受けた意識・関心の高まりから起こるさまざまな性の問題,いじめや不登校の問題など,子供たちを取り巻く環境が大きく変化している。養護教諭に求められる相談や指導内容は複雑,多岐にわたるものが多くなってきている。
このような環境下で性教育の必要性を十分承知していても誰が,いつ,どのような形でとなるとなかなか難しく,学校の中でも問題に十分対応できていないのが現状のようである。
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