特集 ソーシャル・マーケティングと公衆衛生
酒販組合の酒類自動販売機撤廃運動
大西 𣳾夫
1
,
井関 利明
1うまやど酒店
pp.458-463
発行日 1996年6月10日
Published Date 1996/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662901369
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はじめに
昭和43年に,あのいまわしい酒類自動販売機(以下,酒自販機)ができました。
酒を飲める人には閉店後も酒が買える便利な機械として,何の疑問も感じないでしょう。酒屋にとっては,人手不足を補い,開店前や閉店後や休日までも酒が売れるということで,免許制度の上に胡座をかいているような酒屋が増加する中で,今や酒自販機が酒屋の看板というほど増加しています。その数は全国の酒屋15万店に対し,酒自販機20万台という状況です。
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