特集 効率性からみた保健婦業務—日常活動のモヤモヤから抜け出すために
事務屋からみた保健婦さん
大池 謙一
1
1青森県環境保健部医務薬務課
pp.270-271
発行日 1994年4月10日
Published Date 1994/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900905
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はじめに
私が「保健婦」について語ることは,とても困難で,つらいことである。事務職の私が,専門職である「保健婦」を論ずることは,ある意味で「偏見」を語ることであり,「保健婦」に水を浴びせることでもある。どうか私の偏見を笑って聞き流していただきたい。
私は,現在,県における保健婦の研修並びに需給計画を担当するセクションに所属している。私事で恐縮であるが,昨年度まで保健所に勤務し,かつて福祉事務所のケースワーカーとして保健婦さんと活動を共にした経験を有する。したがって,一般の事務職の方よりは保健婦さんとのお付き合いは長い。
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