特集 保健所での精神障害者デイケア
[座談会]デイケアに期待するものと,その可能性
村山 正子
1
,
長島 いづみ
2
,
浜田 房子
3
,
谷口 啓子
4
,
小山内 実
5
1東京都立医療技術短大専攻科
2東京都北区障害者福祉センター
3横浜市泉保健所
4東京都東大和保健相談所
5名古屋市精神保健指導センター
pp.622-633
発行日 1993年8月10日
Published Date 1993/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900734
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村山 昭和40年代からデイケアが各地で始まり,50年に入ってからは国が奨励したこともあるのでしょうが,急速に広まって医療機関や診療所などさまざまなところで実施されるようになりました。しかも,月1回の開催が週1回にと,密度の濃いものにふくらんできた。けれども,どこがどういう目的で,何をやっているのかが,なかなかわかりにくいということもあると思います。
今日は,デイケアが地域の精神障害者の方の社会復帰目的のために,どのような資源であるべきかお話いただきたいと思います。最初に長島さんから,北区で行われているデイケアの状況をご自分の体験なども入れてお願いします。
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