特集 第18回自治体に働く保健婦のつどい集録
改めて仕事づくりの基盤を問う
シンポジウム
生き生きとした保健所をつくるために—統廃合の嵐に耐える力は何か
森下 浩子
,
大場 一栄
1
,
国分 恵子
2
,
梶原 ユキ
3
,
小栗 史朗
4
,
酒井 滋二
5
,
西岡 昭夫
6
1静岡県藤枝市役所
2石川県七尾保健所
3宮城県仙南保健所白石支所
4日本福祉大学
5大阪府職労
6静岡県韮山高校
pp.588-602
発行日 1986年7月10日
Published Date 1986/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207184
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司会 いままで「保健所統廃合」についてはいろんな形で討議されてきました。「行革」の中でだんだんと保健所が弱体化されてきている。さらに,老人保健法や母子保健法の改悪の中で保健所は一体どうなるのだろうかという不安と,いや,それでもやらなきゃならないという思いで仕事をされていると思います。
そこで,現状を正しく認識しながら,今後どのように運動を築いていくか,特に私達自身,保健所職員の問題としてどうとらえ,どう運動してきたのかを,自分達の問題も含め,明らかにさせていきたいと思います。よろしくお願いします。まず助言者の小栗先生にお話ししていただき,次にシンポジストの発表という順で進めていきたいと思います。
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