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                                    医療費と公衆衛生—アメリカの経験(3) 公衆衛生への回帰
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                日野 秀逸
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            ,
                                        
                                    
                                    
                                        
                                            
                                                菊地 頌子
                                            
                                            2
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                  1国立公衆衛生院衛生行政学部
                
                
                  2江東区城東保健所
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.265-272
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1986年4月10日
                  Published Date 1986/4/10
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207140
                
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- 1ページ目
前2回で見てきたように アメリカの医療は営利民営型を核として 近年若干増えつつあった公的医療費を抑制する方向で進んできていることが明らかになった.その結果 医療費は暴騰したけれども その成果ははかばかしくないという無残な方向をたどっている.そこで アメリカの有力者たちも 今 保健政策の力点を予防に置こうと言わざるを得なくなっている.アメリカ追随の保健医療政策を志向する日本にとって 教訓的である.

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