特集 保健所の行方に光が見えた
神奈川県の派遣保健婦活動が示したものは
派遣保健婦制度の展望
藤城 喜美
1
1神奈川県衛生部健康普及課
pp.303-306
発行日 1982年4月10日
Published Date 1982/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206501
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
地域保健婦活動の新たな展開の中で,さまざまな検討がなされてきたが,その一つとしての派遣保健婦制度は,予期以上の成果をおさめて第1期を終了し,引続いて第2期として2町村に2人が派遣されている。
昭和56年7月26日(日曜日)の朝,テレビ神奈川"あなたのかながわ—700万人のひろば—"で職員交流制度がとりあげられた。これは,いま神奈川県がすすめている県と市町村間,市町村相互間の職員交流制度にのって,それぞれ違った所属で勤務をしている人達のうちの5人と,知事を交えての話しあいである。この中に交流制度でなく,派遣として清川村(神奈川県内の唯一の村)にいっている保健婦(当日のメンバーのうち女性は1人)が加わっていた。
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.