活動報告
異常妊娠症例の予防と保健指導との関係
松崎 加代子
1
1サントリー(株)多摩川プラント健康管理室
pp.658-661
発行日 1975年10月10日
Published Date 1975/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205650
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I.はじめに
サントリー多摩川プラントに看護婦として昭和47年9月から勤務し,従業員の健康管理業務を担当して約3年になるが,勤務しはじめてから2〜3か月するうちに女子従業員の妊娠中異常症例(特に切迫流産)が多いのに気づいた。又,女子従業員の平均年齢も24歳と若く,結婚適齢期に入っている者が大部分を占めているため,母性保健対策の必要性を痛感した。そこで実態調査を実施し,問題点を分析し,対策を立て,その後2年間のフォローをした結果,改善してきているのでここに発表したい。
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