活動報告
保健所におけるリハビリテーション事業と保健婦活動
長井 洋子
1
,
高木 信子
1
,
宮崎 友子
1
,
今村 静枝
1
,
緑 礼子
1
1富山県小矢部保健所
pp.141-146
発行日 1974年2月10日
Published Date 1974/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205441
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はじめに
高年齢層が飛躍的に増大すると見込まれる近い朱来社会において,脳卒中の問題,とりわけその社会復帰の進め方及びその看護の要求量は,年々増加するものと考えられる。
当保健所において,昭和41年から鳴和総合病院長(金沢市)及びそのスタッフの先生方の格別な協力によって脳卒中後遺症機能回復センターを開設し,おぼつかない歩みを約7年間にわたって続けてきたが,これは全く地の利,人の利を得たおかげと思っている。その間リハビリテーション友の会の発足をみ,又,ようやく地域社会の理解も深まりつつある事は誠にうれしく,ここにその活動の概略と経過について報告する。
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