研究報告
保健婦の面接調査からの一考察
倉田 久子
1
,
野久保 孝春
1
,
冨永 利子
1
,
三輪田 美幸
1
,
山本 博子
1
,
城口 カズ子
1愛媛県宇和島保健所
pp.78-80
発行日 1967年9月10日
Published Date 1967/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204031
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1.はじめに
公衆衛生活動の理念が転換期にきているといわれており,その一分野を担当している保健婦活動もそれにともない。現在転換期にたって私達保健婦は大きな悩みとあせりを感じている。
目黒地区診断の中で今後の保健婦活動のありかたについて研究し,新しい方向づけの第一歩をふみだすため,保健所保健婦と町村保健婦合同作業をして既存資料をもとに,高血圧症,寄生虫を中心とした調査項目を作成し,主婦を対象に40年度の国保レセプトからみた家族全員の健康問題の相談ならびに生活指導をあわせて,面接調査を行なった。
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