特集 ジャーナリズムと保健
「マス・コミと健康問題」の発表によせて
橋本 秀子
1
1神奈川県立公衆衛生看護学院
pp.59
発行日 1966年1月10日
Published Date 1966/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203544
- 有料閲覧
- 文献概要
保健婦学生が,その教育をうけている問に公衆衛生や公衆衛生看護の問題をじっくり考え,自分なりに一応の見方を固めていくことはたいへんたいせつなことだと思われる.それは,一般の専門教育に加えて,彼女たちの将来に対してたいせつな役割を果たすことになろう.そうした意味あいから,当学院でも教育活動の一環として,学生に自主的な研究を課しているが,ここに発表したのはその一報告である.たまたま本誌が「ジャーナリズムと保健」の特集を試みられ,それにあてはまるような研究でもあればと取材にこられたのを機会にご紹介し,読者諸姉のご批判をえれば幸甚だと考えている.
本年度の自由研究では,ジャーナリズム関係に着目した研究が11題ほどみられ,そのいずれもがそれぞれに工夫したものである.たとえば……
Copyright © 1966, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.