書評
聖ルカ国際病院看護手順委員会 編—看護手順
都築 公
pp.23
発行日 1962年8月10日
Published Date 1962/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202626
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- 文献概要
日々進歩する医学につれて看護業務の内容が複雑になり,看護に多くの期待がもたれる今日,看護管理の基本をなす看護手順の必要性が一層たかまりつっある.この時にあたり,聖路加国際病院看護手順委員会による「看護手順」の出版は,臨床看護40年余の研鑚が立派に結実され,日本の看護の大きな業跡として敬意を表する次第である.
著書は,非常に明確に各項の内容が計画され,図解,写真が適切に用いられているので,多忙な看護業務の中で,業務の準備にたいする確認,さらに評価,反省の資料として,また臨床実習をする看護学生にとつても学習意欲をたかめ,魅力的によくととのえられている.
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