口絵
すばらしい成果をあげている赤十字家庭看護法の講習状況
pp.2-4
発行日 1960年10月10日
Published Date 1960/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662202178
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明日からでもすぐ役立つようにと,えりぬきの指導者が食事の世話から便器のあて方まで,ひとりひとり手をとって教え,日常なにげなく見たり行なったりしている医学常識を,正しく合理的なものに再編成し,全コースを習えば手際のいい看護ができるという自信を,しっかり植えつけてゆく日赤の家庭看護講習会は,全国各地ですばらしい成果をあげています。
受講資格は自由で,PTA,婦人会,女子高校生,青年会,赤十字奉仕団などの人々が,お寺や民家,公民館,役場,学校など,さまざまの会場で熱心に講習をうけています。これは最初一般の人を対象として考えられたものですが,最近では保健婦,助産婦,保母さんなどの受講希望がふえ,指導者の手不足がつよく訴えられています。
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