仕事の反省と改善のために
保健婦業務能率化への第一歩—訪問の必要量とその処理法について(第1報)
青木 キヨ
1
,
森川 末子
1
,
佐野 ウメ子
1
,
惣田 ユキ子
1
,
河田 利子
1
1神奈川県松田保健所
pp.49-53
発行日 1958年8月10日
Published Date 1958/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662201707
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まえがき
保健婦業務の確立をめざして,最近各職場で保健婦業務の反省がなされ,その向上のために真劔に検討がなされていることは,誠に嬉しく,保健婦として明日の仕事への情熱が湧いてくるのを覚えるものである.
松田保健所においても,数年来,保健所業務の拡充に伴い,人的予算的関係から,保健婦の家庭訪問時間が縮少されてきている.これについて,ただ人員不足と業務の過重をなげくだけではいけないと思いこれを強く訴える具体的な資料を示すと同時に,現在の保健婦数で,いかに業務を合理的に,しかも能率的に行つてゆくかについて研究しているので,その一端をここに発表する.
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