隨筆
春の雪
大河内 由芙
pp.60-61
発行日 1954年2月10日
Published Date 1954/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662200689
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暖炉のかたはらにしてひと皿の香に立つセルリィをさりさりと噛む
窓の外には風の音がしきりです.赫々と燃えている暖炉のほとりでかこむ夕べの食卓に,香り高いひと皿のセルリーのみづみづしさ.
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