講座
統計の見方(4)
久保 秀史
1
1國立公衆衞生院疫學部
pp.51-54
発行日 1951年5月10日
Published Date 1951/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662200084
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何か統計をとれば,かならずといつてもよいくらい平均値は計算するものだ。したがつて1つの集團を平均的に觀察するのが,統計的觀察だといえるほどである。
普通われわれが平均値といつているのは,算術平均値のことで,平均値には,このほかに幾何平均,調和平均等がある。これ等の平均値は計算によつて算出されるものであるが,これ以外に中央値,最頻値などという位置の平均値もある。
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