ベッドサイドの看護
植物状態だったHさんへの感情反応を手がかりとした看護・3—退院も夢ではない
上野 タケ子
1
,
原口 千代子
1
,
福留 テル
1
,
堀川 ミツエ
2
,
都留 伸子
1脇本病院
2前脇本病院
pp.795-801
発行日 1988年8月1日
Published Date 1988/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661923155
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泣き声への注目
発語がほとんどなく,言語による意思疎通が困難なため,対応の仕方で悩んでいる頃から,私たちは泣き声とか,笑い声にいくつかのパターンがあることに気づきました.泣き声に注目して観察しているうちに,泣き方の違いによって,おおよそHさんの表現したいことがつかめるようになりました.
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