PROFILE
大石好子—「亡くなる方には、よく頑張りましたね、という気持ちになります」
吉
pp.225
発行日 1984年2月1日
Published Date 1984/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661923013
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聖隷ホスピスの訪問看護婦
戦後すぐに助産院を開業したが,昭和29年から55年までは市町村保健婦として働いた.そして56年に聖隷三方原病院にホスピス開設準備が始まると同時に,ホスピスではホームケアが大切だということで請われて勤め始めた.
助産婦・保健婦として長く地域の人人とともに歩んで来た実績を買われたのだが,三方原病院との付き合いは長い.村の保健婦をしていたころ,集団検診で発見された若い結核患者は全部保養農園(現三方原病院)に入院させてもらっていた.それで結核患者は激減するようになった.‘あの当時の農園の看護婦さんやお医者さんが協力してくれたからできたんだと思っています.そういう恩義があるんです’
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