プロフィル
〈斎藤津子〉バングラデシュで母子保健指導に従事—「日本の医療はあまりにも分業しすぎていますね」
吉
pp.345
発行日 1981年3月1日
Published Date 1981/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922747
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聖路加看護大学在学中に,日本キリスト教海外医療協力会から派遣されて,ネパールで結核撲滅のために心血を注いだ岩村昇医師の話を度々聞くうちに,医療的に恵まれない外国で働きたいとの思いを持つようになった。助産婦になろうとは思ってもいなかったが、そのような国で働くには助産婦の資格を持っていた方が仕事がやりやすいと聞き,臨床を一年やって,すぐ助産婦学校に入学した。
それからは海外で働くことを目標として、大学の疫学教室で学んだり、農村を知るために,長野県下伊那の村役場で二年九か月ほど保健婦として働いた。
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