連載 在宅看護への道・19
介護ヘルパー教育にチャレンジ
村松 静子
1
1在宅看護研究センター
pp.946-949
発行日 1988年10月1日
Published Date 1988/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661922097
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ある企業グループとの出会い
徐々に,在宅看護研究センターとしての活動が広がっていく.しかし,あくまでも看護の原点を探ることが私たちの主目的である.1つ1つのケースを大切にすればするほど,私は訪問看護だけでは在宅療養を支え切れないことに気づいていった.
家族介護者の代理を担う人が欲しい.そのような思いが,日に日に募り始めていたそんなある日,「日本における在宅看護はどうあるべきか」を研究しているという企業グループの担当男性3人が,私たちの前に現われた.昭和61年1月末のことである.
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